【コラム】百日紅はなぜ百日も咲くのか
平素より格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。
真夏の強い日差しが照りつける中でも、鮮やかな花を咲かせ続ける木があります。
今回は「百日紅(さるすべり)」についてのお話しです。

名前の由来
百日紅は漢字のとおり、「百日もの間、紅い花を咲かせる」という特徴から名付けられました。
実際には100日ぴったり咲くわけではありませんが、次々と新しい花を咲かせ、
長い期間私たちの目を楽しませてくれます。
また、幹の表面がなめらかで、猿でも滑り落ちそうだということから
「さるすべり」と呼ばれるようになったともいわれています。
なぜ長く咲き続けるのか
桜のように一斉に咲いて一斉に散る花とは異なり、百日紅は次々と新しいつぼみを作ります。
一つの花房の中でも、咲き終わる花がある一方で、新たにつぼみが開いていきます。
そのため、全体としては長い期間咲き続けているように見えるのです。
毎日少しずつバトンを渡しながら咲いているともいえるでしょう。
季節の狭間で、百日紅は花を咲かせています。
花で季節を楽しんでみてはいかがでしょうか。