ソリューション事例

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トマトの栽培支援

栽培面積の拡大計画を受け、
省力化と収量・品質アップを実現

日南町の農業生産法人様では、地域のトマト栽培面積拡大計画にあわせ、若手後継者を育成されています。2015年末に7棟のハウスが完成し、2016年5月から作付けがスタート。省力化に向けたシステムの導入やハウス建設のサポートをランドサイエンスが担当させていただきました。

課題と解決 Problem & Solution

Solution ソリューション

養液土耕栽培システムの導入

農業従事者の減少、高齢化が進んでいる中、日南町では農業研修生制度を利用してI・J・Uターンの受け入れによる新規就農者の育成に力を入れています。ランドサイエンスのお客様である農業生産法人様でも栽培面積を拡大する計画を立てられ、農業研修生を受け入れていましたが、慣行の灌水方式では非常に労力と時間がかかるということで、栽培の省力化に向けて、灌水・施肥を自動制御する養液土耕栽培システムの導入を提案。さらに、県の補助金を受けて低コストハウスの建設もサポートし、配管の設置、片づけにも慣行栽培に比べ労力を軽減できるよう工夫しました。また、日南町は雪深い地域なのでトマト栽培は年1作。そこで、収量アップ、品質向上につなげるために、主力品種を「りんか409」に切り替えました。

作業時間が短縮し、収量・品質も向上

灌水・施肥の自動制御により、短縮できた時間を誘引や整枝などの他の作業にまわせるので、作物の状態にあわせた適期作業が可能に。その上、生育ステージにあわせた施肥・灌水のコントロールやハウスごとの管理もしやすく、1反当たりの収量と品質も向上。規模拡大へとつなげることができました。引き続き、慣行の給液基準をベースとして「りんか409」にあった灌水・施肥管理を検討しており、さらに追加で7棟のハウス建設を担当させていただく予定になっています。

営業担当からのメッセージ Message

ランドサイエンスは、鳥取県下で地域に密着した営業を展開しており、信頼と実績は地域No.1。課題解決からアフターサービスまでをトータルで考えた時に、「ランドサイエンスに任せてよかった」と言っていただける提案やサポートを心がけています。私たちは農業資材を販売する商社ではありますが、産地の維持・発展にもひと役かっています。

その他のソリューション

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